「その男が歩いた激動は、一本の歴史でした。」
第二次世界大戦の真っ只中。
幼い少年、成宗は、物心つく前に生き別れていた兄、敬宗と出会う。
日本の敗戦後、朝鮮人となった成宗は、
激動の世界の中でいつも兄を追い続け、兄の強さを追い続けた。
やがて祖国の復興を目指して兄は帰国し、二人は生涯をかけた生き別れとなる。
近くも、遥か遠く離れながらも、兄を追い、生きる成宗。
ふと振り返れば、歩んできたその足跡は一本の歴史をたどっていた。
作・演出■ 金哲義
日時■ 2009年9月24日（木）~28日（月）
会場■シアトリカル應典院
出演■
金哲義 木場夕子 柴崎辰治 田中志保 斉藤友恵 倉畑和之
木下聖浩（kei’s Works） ふくだひと美（劇団フジ） 野村侑志（オパンポン創造社）
金民樹（劇団タルオルム） 尹千紘 宇仁菅綾（ババロワーズ） 中野π子（ザ☆ヨウコ）
市川亨 石川晃（Djamra） ゴンダユウイチロー 浅野崇浩（松竹芸能）
姜河那 姜蘇元
